②いざ!横浜シネマリン篇

2020年12月横浜シネマリンでの上映が始まりました。もう皆さん忘れてるかもしれませんが、当時は地獄でした。新型コロナ感染者数が。周りのお店が何処も空いてない。人の行き来が殆どない。映画館の常連さんは、特に高齢の女性客が減っていました。「気軽に」ができず、観る為のモチベーションのハードルが高い高い。


それでもほぼ毎日、舞台挨拶をしていました。当時から「スパミらしさ」というのを徹底していて、人は呼べないけども、来てくれた方を少しでも楽しませたい、ということで毎日手を替え品を替え。印象に残っているのはクリスマスイブ。クリスマス限定のステッカーをプレゼントしたり、舞台劇を行いました。ミキが勤めるカフェのマスター役・宮川浩明をゲストに、そしてたまたま来ていた変態監督役の神林斗聖さん。あれから経営悪化したカフェを閉めるというお話。マスターがミキに向かって放った一言が響きました。


「お前は続けろよ。」


2020年12月 舞台劇後


社会状況に苦しむ私達への言葉のように感じました。※後日談として、草場さんは舞台劇の仕上がりに満足がいかず帰宅後シャワーを浴びながら泣いたそうです。こういった負けず嫌いな面も、スパミを作り出した要因なのかもしれません


スパミはレイトショーの遅い時間でしたので、舞台挨拶が終わりサイン会をしたら11時を過ぎていました。これは終電ダッシュ必至でして、私と高山選手は毎日終電ダッシュしていました。その頃から会話もし始めました。内容は殆ど憶えていないです。でも、メッセージ入りステッカーの袋詰め作業とか、お客様に対する真摯な向き合い方とか、本当に一つ一つが真剣で丁寧なわけです。私の中の女優像(なんかお高く止まっていて恐いという圧倒的偏見)が崩れていきました。


一月中旬からは名古屋シネマスコーレ、下旬には大阪シアターセブンが控えていました。共に、舞台挨拶に行くつもりでした。でも年明けと共に緊急事態宣言が再発令。シネマスコーレはリモート挨拶、大阪は上映延期になりました。


またこの頃に高山選手の故郷・広島に対する想いと、絶対に広島でもやりたいという強い意志を知る事になりました。となれば広島上映を叶える事がこの作品の1つゴールなのではないかなと思ったのです。



スパミの戦いは続く!

2020年12月横浜シネマリンにて

閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

4月下旬、ついに撮影が行われました。なんやかんやでしぶとい作品です。都内で行われた撮影は、予定通りに終了しました。俳優というのは凄いですね、というか高山璃子は凄いと素人目にも分かる数日間でした。ONとOFFの表情が本当に全く違います。人の表情や雰囲気ってある程度離れていると分からないものですが、高山選手の場合は離れていてもその表情の変化が伝わってくるのです。「これが本物か」と心から思った瞬間でした

このブログを読んでいる皆さまはご存じかと思うのですが、タイトル名が変更になりました。当初は「君の宇宙」だったのですが、現在は「黄色いくちばし」というタイトルです。しかしこれも仮ですので、また変更になるのかもしれません。 「準備」といっても撮影組がどのような準備をしているのかは全く分からないのですが、当時マネージャー陣は広島と東京で高山璃子ドキュメンタリーを撮影していました。当初の予定だとドキュメン

広島に高山璃子を2週間放り込めばいいことがある。はっきり言ってマネージャーとして私が機能したのはこれが最初で最後だったと思います。もう、広島に入ってからは高山選手が次から次へとチャンスを掴み取っていくのです。 シネマ尾道から広島市に帰ると、ラジオ出演が控えていました。なんだかさらっとそういう事があるようになっていたのです。それには理由がありまして、呉ポポロシアターから遡ること2か月。横川シネマでの